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シネマレビュー A to Z ~J 母娘の愛! 

最新の話題の映画から、古き良き映画まで!超個人的セレクトで解説していきます!ムスメは早くも高校生、自分もそんな年の頃からたくさんの映画を観続けてきました!ジャンルはいろいろ、タイトルのA to Zでご紹介します。原題、邦題の区別は曖昧ですがご容赦ください、、

Jから始まる題名の、、

You Tube より 「ジュリエッタ」※ 予告編

「ジュリエッタ」/ 2016年 スペイン映画

スペインの巨匠 ペドロ・アルモドバル監督作品

アリス・マンローの短編集を基に描くヒューマンドラマ

あらすじ

「ジュリエッタ」

スペインのマドリードで暮らすジュリエッタ。お互いに晩年を支え合える恋人と、住み慣れたこの地を離れる事に。ジュリエッタには一人娘のアンティアがいるのだが、彼女は12年前に何も告げずに忽然と消息を絶ったままだった。

荷造りもすみ、街へふらりと出掛けたジュリエッタ。偶然に、アンティアの高校時代からの親友に出会う。つい最近、子どもを3人連れたアンティアを見かけたと聞き、ジュリエッタは強いショックを受ける。ショックとともにまたアンティアを探したい、見つけたい、会いたい気持ちが募り、離れる覚悟をしていたはずのマドリードに残ることにする。

ジュリエッタは、アンティアに宛てて、父親との出会いのこと、話せなかったこれまでのことを手紙に書き綴り、物語が語られてゆく、、

やはり外せないアルモドバル映画!!素晴らしいです。内容はもちろんのこと、すべての情景や色彩がほんとに素晴らしい。インテリアにおいても、スペインらしい色合いと、家具や小物のセレクトなど、大変参考になります!

私も一人娘を持つ身。年齢的にもアンティアとジュリエッタの関係と被る場面が多々あり、自分に置き換えて考えさせられる物語でした。大切なものはごく身近にあるのです。娘に早く会いたい!わが娘は行方不明ではなく、高校に出掛ているのだけなのですが💦

おまけ

アルモドバル映画には決まった俳優陣が出演することが多いのですが、有名な俳優で言えばアントニオ・バンデラスやペネロペ・クルス。特にこのおふたりはアメリカ映画での印象とアルモドバル映画での印象が大きく違うのに驚きます。いわゆる美男美女での描かれ方が多いのですが、アルモドバル映画では泥臭さというのか人間臭さというのか、、

ペドロ・アルモドバルは、女性の強さであったり、たくましさを描くだけでなくその内面に隠された悲哀のようなものを写し出す、人間的表現がまったく魅力的なのです。

 から始まる題名の映画、5選! こちらもCHECK!

注)再生できません。※U-NEXTで視聴できます!

「人生スイッチ」※

2014年 アルゼンチン映画

ペドロ・アルモドバル製作作品

「地獄の黙示録」※

1979年 アメリカ映画

フランシス・フォード・コッポラ監督

2020年にリマスター版が公開され話題に。

「17歳のカルテ」※

2000年 アメリカ映画

ウィノナ・ライダー アンジェリーナ・ジョリー出演作 まだ若く、体当たりな演技は見所。

「ジョーズ」※

1975年  アメリカ映画

スティーブン・スピルバーグ監督作品

大人気ジョーズパニックムービーの始まり

「ジャッキー・ブラウン」※

1998年 アメリカ映画

クエンティン・タランティーノ監督作品

ここまでお読み頂き、有難うございます!これだけ観れば映画通~マニアックだけど、マニアック過ぎないベストなラインでひねりの効いた映画のご紹介をしていきます!

予告■■次回は K から始まる題名の、、お楽しみに!!

では、またね☆!


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