ジム・ジャームッシュ映画はおしゃれすぎる！　Dからはじまるおススメ映画５選

最新の話題の映画から、古き良き映画まで！超個人的セレクトで解説していきます！ムスメは早くも高校生、自分もそんな年の頃からたくさんの映画を観続けてきました！ジャンルはいろいろ、タイトルのA to Zでご紹介します。原題、邦題の区別は曖昧ですがご容赦ください、、

Dから始まる題名の、、

You Tube より　「Dead Man」予告編

「デッドマン」/ 1995年　アメリカ映画

脚本・監督はジム・ジャームッシュ。ジョニー・デップ主演のモノクロ映画。

あらすじ

「デッドマン」

会計士の資格を持つ青年、ウィリアム・ブレイク（ジョニー・デップ）は、山深い道のりを汽車に乗り、仕事に就くためにディッキンソン工場までやってきた。しかし、手違いで仕事を得ることができず、泊まるところもない。

その夜、セルという若い娘に出会い、夜道を家まで送っていくことになる。そのままセルの家に泊まるのだが、セルとよりを戻したい元カレが突然家にやってきて、セルと口論になってしまう。男はブレイクめがけて発砲し、セルはブレイクをかばい身を乗り出したために銃弾を受けてしまう。ブレイクもセルを貫通した銃弾を受け、深い傷を負う。痛みに耐えながらブレイクの撃った弾は、まぐれなのか元カレを射殺してしまった。

瀕死のブレイクは森の中に逃れ、ノーボディという名のインディアンに助けられる。ブレイクの名前を聞いたノーボディは、自分が助けた人物が、イギリスの詩人ウィリアム・ブレイクその人であると考え、深い敬意を払う。こうして、ブレイクとノーボディとの逃亡の旅が始まる。

途中、自身がおたずね者として賞金がでていることを知る。（映画は不思議な内容ではあるけれど、基本ウエスタンなので）自分が殺してしまった男は、ディッキンソン工場の社長の息子だったのだ。社長の雇った殺し屋に追われ、保安官とも対決するうちに、弱々しかったブレイクは巧みな銃の使い手へと変貌を遂げていく。

ブレイクとノーボディの旅はどこへ向かうのか、、。

ジム・ジャームッシュらしい雰囲気のモノクロ映画です。あらすじもざっとご紹介しましたが、話の内容というよりは映像美ですね。ジョニー・デップらしさは後半にどんどん出てきます。

この作品では、実際の１８世紀のイギリスの詩人、ウィリアム・ブレイクと深い関わりを持ち、ネイティブ・インディアンであるノーボディのセリフの中に詩の引用であったり、詩の一節を歌にして口ずさんだりと随所にその”言葉”が使われています。「デッドマン」と詩人ウィリアム・ブレイクを重ね合わせつつ、映画を観るのも良いかと思います！！

監督：ジム・ジャームッシュ■■■

1953年生まれ　アメリカの映画監督